メゾンはこの時代、パリとニューヨークの二都市において、さまざまなインスピレーションをもとに独創的なスタイルを確立します。自然やダンス、妖精、クチュールなど、詩的なモチーフがジュエリーの世界へもたらされ、ヴァン クリーフ&アーペルの象徴的なシンボルとなりました。

1940

ニューヨークのブティックをオープン 

初の期間限定ブティックは1929年にオープンし、その後、1940年に現在の五番街744番地に移転しました。

1941

バレリーナとフェアリーのクリップが誕生

後にスピリット オブ ビューティーと呼ばれるリトル ウィング フェアリー クリップは、希望の象徴としてニューヨークで誕生しました。この頃に最初のバレリーナ クリップも誕生し、ヴァン クリーフ&アーペルの伝統となる女性モチーフの歴史が始まりました。 

1944

最初のラブバード クリップが誕生

仲睦まじいひと組のつがいや家族の鳥たちを描いた「ラブバード クリップ」が誕生。深い愛情や一体感を詩情豊かに描いたジュエリーは、メゾンの定番モチーフとなります。

1949

ピエール・アーペルが紳士用時計をデザイン 

この年、ピエール・アーペルが自身のために腕時計をデザイン。控えめなセンターアタッチメントが支える、極めて洗練されたラウンドケースが特徴的なこの紳士用時計は、メゾンに受け継がれていきます。