スターセッティング:精密さと詩情の間で
1930年代からヴァン クリーフ&アーペルが採用しているスターセッティング技法は、ハイジュエリー、ジュエリー、そしてウォッチ作品に詩的な趣を添えています。セッティング職人はまず、彫刻刀を使ってゴールドやプラチナに繊細な星の模様をエングレービングします。その後、貴石をモチーフの中心にセットし、職人によって丹念に磨き上げられたビーズによって固定します。
ジュエリー細工、〈ルド〉ブレスレットのスターセッティングのデッサン
セッティング作品、〈ルド〉ブレスレットのスターセッティング
宝石の星座
〈スー レ ゼトワール〉リングとイヤリングでは、スターセッティングが、宝石で彩られた天空の世界を生み出しています。各ダイヤモンドの周囲に施された繊細なカットが星の形を描き出し、光を捉えて拡散させます。宝石は、まるでまばゆい星のようにイエローゴールドから浮かび上がっているように見えます。このクラフツマンシップは、ハイジュエリー〈ルド〉ブレスレットにおいて、新たな次元へと昇華し、そのブレスレットの六角形のリンクには、スターセッティングされた宝石が散りばめられています。あるモチーフから次のモチーフへと移り変わるこの技法は、構図にリズムをもたらし、幾何学的な線と光の間に繊細な対話を生み出しています。
メゾンの創作の歴史を通じた技法
メゾンが抱くゴールドワークへの愛着を反映して、スターセッティングは1930年代以来、ヴァン クリーフ&アーペルの作品に採用され続けています。最初の〈ルド〉ブレスレットを彩り、その六角形のメッシュは、当時の抽象的な美学とクチュールの世界を融合させていました。その後の10年間、その輝きは、ブレスレットをはじめ、ネックレス、イヤリングのモチーフ、クリップ、ハットピンなど、数多くの作品に彩りを添えました。そのひとつが、1944年のイエローゴールド製バレリーナ ペンダントであり、ダイヤモンドとエメラルドがあしらわれていました。