ある結婚から生まれたメゾン
昔々あるところに、愛の物語から生まれたメゾンがありました。ヴァン クリーフ&アーペルの歴史は、どちらも宝石商の子女であったエスターことエステル・アーペルとアルフレッド・ヴァン クリーフが結婚した1895年にまで遡ります。1906年、ふたりはエステルの兄であるサロモンことシャルルとともに事業を始め(続いて1908年にジュールことジュリアン、1912年にはルイが参加)、ヴァン クリーフ&アーペルとして最初のブティックを、パリの洗練の象徴として知られるヴァンドーム広場22番地に開きます。
以来、アンパサンドの「&」は、それぞれの人物とサヴォアフェールの融合、卓越性と詩情の収束のシンボルとして、ヴァン クリーフ&アーペルのクリエーションを際立たせる永遠の絆となっています。
ヴァン クリーフ&アーペル初のブティック(ヴァンドーム広場22番地)のファサード、1906年頃
ヴァン クリーフ&アーペル アーカイブズ
結婚の日を迎えたエステル・アーペルとアルフレッド・ヴァン クリーフ、1895年
ヴァン クリーフ&アーペル アーカイブス
メゾンにとって大切なインスピレーションの源である愛は、創業当初から作品に影響を与えてきました。その証拠として、メゾンが1906年に販売した最初の作品は、ダイヤモンドがハートにセットされたジュエリーです。それ以来、愛は、人生の節目を記念するリングをはじめ、より写実的な作品を生み出す原動力となってきました。デイジーやワスレナグサなどの愛情を象徴する花々が、キューピッド クリップから、その名の通り「分かつことのできない」つがいの鳥たちに至るまで、愛の寓話のモチーフと共に登場します。今日でも、優しさの表現は、ヴァン クリーフ&アーペルのハイジュエリー、ジュエリー、ウォッチのコレクションのインスピレーションの源であり続けています。
愛が響き渡るメゾンのビジョン「ポエトリーオブタイム™」では、時計製作が夢と情感を包み込みます。2010年に誕生した、ヴァン クリーフ&アーペルを象徴する〈ポン デ ザムルー〉ウォッチは、毎日を特別なランデヴーのひとときへと変えます。ダブルレトログラード ムーブメントにより、恋人たちは寄り添い、口づけを交わします。最新の〈バル デ ザムルー〉 ウォッチでは、かつてパリに存在したギャンゲットを思わせる独創的な舞台のなか、再会する二人を描いています。
レディ アーペル ポン デ ザムルー ウォッチ
ポエティック コンプリケーション® コレクション
ジュエリーであり、魅惑的なタイムピースでもあるハイジュエリー ウォッチは、伝説的な恋人たちの運命を物語ります。アイーダとラダメス、ユリシーズとペネロペ、トリスタンとイゾルデに敬意を表し、貴石を織り交ぜ、巧みに隠された文字盤が、輝きと共に時の流れを刻みます。
ハイジュエリーでは、愛のインスピレーションから〈ロミオ&ジュリエット〉セマティック コレクションが誕生しました。シェイクスピアの傑作に敬意を表した100点を超えるユニークピースの数々は、愛の言葉と宝石の対話を紡ぎます。