貴石

カルセドニー

石英の細かな結晶が網目状に集まった鉱物であるブルーカルセドニーは、そのまろやかなニュアンスと半透明の色合いで、調和や平穏を思わせる石です。ヴァン クリーフ&アーペルにおいて、カルセドニーはまずアルハンブラ コレクションで登場し、メゾンを象徴する四つ葉のクローバーに魅力と輝きを与えました。

カルセドニーは、グレーから深いブルー、さらにはラベンダーカラー、そして時に白い縞を持つこともあるその豊かな色が特徴です。

 

カルセドニーの語源は、現在のトルコに位置する古代都市カルセドン(Chalcedon)を意味するギリシャ語の“khalkedon(カルケドン)”とされています。石の彫刻師に珍重されたカルセドニーは、グレーから深いブルー、さらにはラベンダーカラー、そして時に白い縞を持つこともあるその豊かな色が特徴です。

ヴァン クリーフ&アーペルは、色味の強さと繊細なカラーグラデーションで独特の存在感を誇るナミビア産のカルセドニーを主に使用しています。

その輝きをいつまでも維持するために、カルセドニーを用いた作品は他のジュエリーとは別にして、内部に布が貼られたボックスで保管することをお勧めしています。