形を変えるイタリアンローズ クリップ

ロミオ&ジュリエット ハイジュエリーコレクションの主要な作品の一つである形を変えるイタリアンローズ クリップは、若い恋人たちの運命と永遠の情熱にオマージュを捧げています。この作品に命を吹き込んだのは、今回で3度目となるルビーのナヴェット ミステリー セット™技法です。

「名前がなんだというの。私たちがバラと呼ぶものは、他のどんな

名前で呼んでも、同じように甘く香るもの。」『ロミオとジュリ

エット』ウィリアム・シェイクスピア作 第二幕第二場

有名なバルコニーのシーンでジュリエットが口にした「バラ」がメゾンにインスピレーションを与え、二つの花で飾られた形を変えるクリップが誕生しました。ヒロインの若さと爽やかさを反映した一方のバラの花は、さまざまな形のダイヤモンドで満開の花冠が表現されています。もう一方のバラの花はロミオの愛の証であり、ルビーをナヴェット ミステリーセット™技法であしらうことにより、生命力に満ち溢れた満開の花が表現されています。ハートはバゲットカット ダイヤモンドに囲まれ、さらにその外側に花びらを縁取るスクエアカット ダイヤモンドが並びラウンドカット ダイヤモンドで表現されています。ピンクサファイア、ルビー、ダイヤモンドの繊細なハーモニーが、自然な動きに満ちたクリップの茎と葉の部分を飾っています。

  • 形を変えるイタリアンローズのグワッシュ画、ヴァン クリーフ&アーペル

    形を変えるイタリアンローズ クリップのグワッシュ画。

ヴァン クリーフ&アーペルのサヴォアフェールを象徴するミステリー セット™は、貴石の下に金属を隠し、石の色と輝きを際立たせる技法です。1933年にヴァン クリーフ&アーペルが特許を取得したこの複雑なセッティング方法は、長年にわたりメゾンによって改良され、より優れたものとなっています。2000年代に入ってからは、2つの新しい技法が開発されました。その一つが、印象的なレリーフ効果を作品にもたらすナヴェット ミステリー・セット™です。ルビー、サファイア、エメラルド、ダイヤモンドなどの宝石は、バフトップのナヴェットカットが施され、ゴールドのハニカムの上に個々の石が配置された多層構造に固定されています。ナヴェット ミステリーセット™は、石の選定やカット、ジュエリーのクラフツマンシップに極めて高い水準が求められるため、2006年以降7回しか使用されておらず、魚の形、鳥の羽毛、松ぼっくり、そして今回のイタリアンローズ クリップの赤い花などを再現してきました。

メゾンの形を変えるクリエーションのように、バラのモチーフも取り外してダイヤモンドのリボンの先に吊るしたり、単品でクリップとして着用したりすることができます。さまざまな要素が印象的なサイズのアンサンブルを構成するこうした作品は、ヴァン クリーフ&アーペルの歴史の中でもごく少数です。

 

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